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入学式 10
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--ガラガラッ
「おはよう、入学式始まるから、移動するぞ。俺についてこい。」
担任だと思わしき人物が急に入ってきて、移動の合図が出た。
「あー…、ちょっと待った。斎藤いるかー?」
「はい、…って、なにやってんの秋(あき)にぃ。」
「うるせー、お前の担任だよ。それより、挨拶大丈夫なんだろうな。」
「大丈夫だよ。」
まさかまさかの俺の担任は通称秋にぃ、俺の姉貴の彼氏だ。
秋さんって呼んでたら「俺は咲を絶対嫁にもらうから、今のうちから兄ちゃんでいいぞ。」
と、ぶっかましてきたので、俺は秋にぃと呼ぶことにした。
ちなみにこの秋にぃも暴走族出身で、姉貴の代の時の日本2のチームを率いていた、総長だ。
どうしてかは分からないがこの2つ以前からすごく仲が良かったらしい。
で、なんやかんやで付き合うようになったんだと。
まさか俺の担任になるとは…。
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