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バイト実行 12
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「…っとその前に…。」
赤いスプレーをズボンのポケットから取り出し、シャカシャカと振る。
「それ、何?」
「ん?あー、これ?これで書いとくと、警察さんがいらっしゃっても俺がして事の証明になるから警察沙汰になんてならないのさー♪」
無事バイトも終わったので、俺の気分は最高だ。
ルンルンだ。
「なんで、警察沙汰にならないんだよ。」
「ん?警視総監が俺の父さんの幼馴染、兼、親友だから。魅狼を計画したのも親父とその人のちょっとしたいたずら心からだし。実をいうと依頼はその人から来たものだし。で、俺がしたっていう証明のためにも、これ書いとくの。」
「ふーん。」
納得したらしい剣。
その横で俺は壁に『魅狼』という文字を書き上げた。
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