アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
龍王の倉庫に行ってみた 1
-
そして、時間は経ち放課後。
俺は約束通り、劉と龍王の倉庫へ行くことになった。
ちなみに、楓は愛しの遼くんとともにどこかへ出かけたみたい。
聞いたところによると、遼は今日は倉庫に行かなくていい日らしい。
「よし、黎。後ろに乗ってくれ。」
そういわれ、劉が指をさしているのは、もちろんバイクの後ろ。
俺、運転するほうがいいなー…。
なんてことは言えるはずもなく。
「あーい。」
「おい、ちゃんと腰に手まわしとかないと、落ちるぞ?」
「あー…うん。」
そうか。
そりゃそうだ。
劉からしてみれば俺はバイクにすら乗ったことがない人としてうつっているのだろう。
それは別にしょうがない。
むしろ、鍛えてるであろう、龍王の総長の腹筋を触れるってことでありがたくいただいとくか。
「これでいいか?」
「おう、よっしゃいくぜ。」
気合いを一通り入れた劉はエンジンをかけてバイクをスタートさせた。
---
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
57 / 71