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白石さんに抱き締められて。
なんでだろう。
好きとか、嫌いとか。
よくわからないけど。
そんなのじゃなくて。
今はただ。
与えられた熱が。
離れた唇が。
白石さんが恋しくて。
「帰らなくても大丈夫だから………」
「………星?」
「もっと………して………」
気づいたらオレは。
白石さんに強請っていた。
求めた口元はニヤリと笑う。
倒されるリクライニング。
それと同時に奪われる唇。
「ふぁ……ッン………」
車の中で2人だけ。
外は急に暗くなって。
雨は止まずに降り続く。
「しらっ…い………ッんん」
「星…………」
絡まる舌に熱い吐息。
車内に響く湿った音。
もうきっと。
元のオレには戻れない。
………こんなに。
甘くて。
熱くて。
苦しくて。
もどかしい。
刺激を知ったオレのカラダは。
白石さんしか求めない。
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