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二日目
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「今から、委員会決めをする。」
沢原先生の言葉で教室は、盛り上がった。…なぜ。
話によると、委員会に入ると先輩達と仲良くなれて、とても楽しい学園生活らしい…。
しかし、制裁はあるとかないとか…
「僕、保健委員にしよっかな!柳先輩と一緒にいられるだけで…ぼ、僕////」
照れながら、ぶっ倒れるクラスメート1。名前?…名前なんか覚えてないよ。←
きこうとしたら、赤い顔して無視されるんだもん。そこから、誰も俺と喋ってくれない。目も合わせてくれない泣←違います
入学二日目から、はぶられる俺って……
「あ、翔ー!お前、何委員にする?」
落ち込んで机に突っ伏していた俺に、遊馬が話しかける。
遊馬のことだから、どうせ体育委員かそこらへんに入ると思う。
『別に、…空いてるとこ。』
黒板に目を写すとほとんどの委員が決まっており、残されているのは…放送委員のみ。
うわ、マジで。放送委員だけは、俺の小学校から中学校にかけてのトラウマだ。
昼に俺が、放送するだけで帰ってきた教室の空気は最悪だった。
誰も目を合わせてくれないし、皆俯いてるし…。←
「 翔は、やっぱり放送委員だって!そら、人気がでちゃうのも困るけどさぁ…」
『やだ。やらない。…』
といっても、ここの学校は委員会は強制らしく、俺のために他のやつが変わるってのも、かわいそうだし…。
「翔、どうする?…誰かと変わってもらう?」
心配そうに見てくる遊馬に首を横に振って俺は、前の黒板に名前をかきにいった。
〔放送委員 小山翔〕
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