アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
8
-
「お兄さんもう呑まんしかええんちゃう?ベロンベロンやん」
「ひっ…くっ…ぁぁ、なに…ゆうてんのぉ…れん、れん…らいじょうぶやぁ…っ」
「どないしたらええんこの人」
「てかこの人どこから来たん」
「何で誰一人探しにけぇへんの?」
「「「「思った」」」」
彼らが夕成をどう対応していいか分からなくなった時
店員がドアをノックした
コンコン…
「失礼致します、そちらに20代前半位の男性はいらっしゃますか?もしいらっしゃったらお連れ様がお呼びなんですけど…」
「「「「この人や」」」」
奇跡的に迎えが来た
「お兄さんお兄さん、迎え来たで?」
「ふぇ…?むか、え…?」
「山崎ー」
「しぇん…ぱい…」
「君、山崎くん?…山崎くんほら立って先輩とこ行きな」
「やぁや…!俺はまだ呑むんやぁ…!!!」
「先輩ー!山崎くん駄々捏ねてるんですけどー!!」
「えっすみません開けていいですか」
ガラッと引き戸を開けて、先輩が中の様子を見て唖然とした。
(何なんだ、このイケメン軍団。)
こんな小さな個室でこんなにイケメンが揃う事あるんだな。
「あ、先輩?山崎くんどうぞ、お返しします」
「あっ…あぁ!すみませんコイツがご迷惑をお掛けしまして…」
「また呑もな山崎くん!」
「やぁ…帰らへん…っ!帰らへん…っ!」
「おい山崎やめろ、この方達にこれ以上迷惑掛けるような事言うんじゃねぇ」
「俺…俺、この人から離れたないんや…っ!」
「え、ちょ、離して。先輩んとこ帰れや山崎くん」
「やぁや…!俺まだ呑む…っ!」
腕をホールドして離さなかったのが彼だった。
「山崎ー、お前いい加減にしろよ」
「……先輩、俺、彼の家に泊まります」
「「はっ…!?」」
「えっ?山崎くんマジで言うてる?」
「えっ?稑どないすんの?」
「山崎くんグイグイ来るやん、カンパーイ!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 24