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「……っぷ、は!!」
「うめぇ…」
「稑ー、缶空いたでぇ…っひ、く…」
「あっ…おつまみもうないやん…」
「先輩ー…?呑んでるっすかぁ…?」
「もっ…もう、ギブ………ヴッ!!!!」
かなり呑まされた山岡は口から出してはいけないものを
必死に手で押さえ込み、トイレへと走って行った
「あー…山崎くんの先輩って、結構弱いんやねぇ…なぁ、山崎くん?」
「………ふ、ぁ……」
「ありゃ?」
返事も無く、振り返ると稑の上に跨り
熱い視線を送っている、泥酔していた夕成がいた。
「およ?」
「山崎くん?何やろうとしてんの?退いてや」
「やぁ…です、退きませーぇ、ん…」
「…てか、山崎くんなんか当たってんねんけど」
「ふ、ふっ……当ててます…」
「…」
目が座り、顔はこっちを向いていても
実際の所どこを見ているのかは分からない。
兎に角
酔うと面倒くさくなる人は山の数ほどいる。
この上に乗っかってる奴もその一人。
そして自分のイチモツをわざと当てにくるコイツは
もしかして、いやもしかしなくてもビッチだ。
「てかそれ、トイレで抜いてきぃや」
「ぅえっ……!?!!」
「なに?」
「………僕やったら、勃たへんの、ですか…?」
女でも難しいんじゃないかと思うぐらいの
究極の上目遣いと、声で完全にノックアウトされた。
「………ぅ………勃っ、た…かも…」
「ふふ……嬉しい、稑…さん…?」
「うん合ってる、あんたの名前は?」
「……夕、成です…♡︎」
「夕成うち泊まってく?」
「はい…喜んで…♡︎」
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