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「あっ、稑ー♡︎」
「おー」
「何飲んでるのー?」
「コーヒー」
「ちょっとちょうだーい♡︎」
「嫌や、飲み口ベタベタになるやん」
いつも唇がテカテカしてる優華に一口あげても必ず飲み口がベタベタする
それが嫌で、あげたくない
「何でよー!」
「それ取ったらあげるわ」
「せっかくメイク頑張ったのにーぃ」
「てか俺と会う時化粧せんでええで、付くし」
化粧品の匂いがキツくて嫌い
だからいつでも素っぴんで構わない
そう言っても、あーでもない、こーでもないと言ってくるので面倒くさい
ほな好きにせぇよ、ってなる
「早く行こっ♡︎」
「んー」
半ば強引に腕を引かれホテルに入っていく
「どの部屋にするー♡︎?あたしここが良いー♡︎」
「あー、なんでもええけど、うわ…ここ?」
「なんでもいいんでしょー?じゃあここね♡︎」
優華の気に入ったその部屋に向かう
中に入ると、内装は海の中っぽい感じで
真ん中には真珠の貝殻の様なベッド
「何やねんここ」
「可愛いー♡︎♡︎♡︎」
「ムードに欠けるわ」
「稑にムードも何も無いでしょ」
「やかましわ」
優華は携帯を開くなり内装の写真を色んな角度から撮り
満足のいく映りになるまでかなりの時間を費やしている
「…もうええんちゃうん?」
「まだダメー♡︎」
「こんなん撮ってどないすんの?」
はぁ…、と溜め息をつき、退屈な時間をベッドに寝転んで過ごした
♩〜♩♩
ポケットの中の携帯が鳴り、それは未登録番号からの発信だった
「はい?」
『あ…、稑さん?』
「…誰?」
『あ、すみません…山崎です、あの弥生さんに番号聞いて…』
「おー…夕成君?どないしたん?」
『今、何してますか…』
あー、かなりタイミング悪いなぁ
「今ちょっと出掛けてるんやけど」
『あー…そっか、そうですよね…』
「稑ー?誰と電話してんのー?」
『……ぇ、あ、すみません、デート中でしたか、お邪魔しました……すみません…』
「ええで、また連絡するわ。この番号に掛けたらええの?」
声のトーンが下がり、なんとなく電話の向こうでショボくれた顔をする夕成が頭に浮かぶ
『いや…あの、はい……』
「夕成君?」
『………また』
そう言って返事も待たずに通話を切られた
(何や?)
不思議に思い、切った画面を見つめて考えても、答えは出なかった
後ろから抱き着いてきた優華が「お待たせ♡︎」と笑顔で言ってきたので携帯を机に置いた
「お待たせちゃうやろ、風呂行くで」
「えっ?もう?」
「ほらおいで」
「きゃっ♡︎」
最初は嫌がった優華も足から持ち上げて抱っこをすると満更でもない様子で風呂場へと運んだ
「脱がせてくれるの♡︎?」
ガラス張りの浴室で優華を降ろし、肩に腕を置いてそう言ってキスをされる
「優華…、顔にシャワーかけていい?」
「やだ♡︎」
「口開けて」
「んぁ…♡︎」
開けた瞬間シャワーヘッドを優華の口の中に突っ込み蛇口を思い切りひねる
勢い良く流れたシャワーは口の中を水浸しにした
「ッ!?…ゴッ、ゴホッ…ゴホッ……、ちょ…っと…ゴホッ」
「スッキリしたか?」
「ひど…ゴホッ、ひどいぃ……」
「優華ここ座って」
稑が浴槽の縁に座り膝の上に乗れと指示すると、嬉しそうな顔で乗っかってきた
「服捲って」
「んっ…♡︎」
言う通りに服を捲り上げブラジャーからはみ出る胸に
顔を埋めて柔らかい谷間は何とも言えない気持ち良さだ
「稑って、おっぱい好きだよね…♡︎」
「好き」
「かーわいっ…♡︎」
ブラジャーを下に下げ、ボロンッ、と出てきた胸を鷲掴みして荒く揉み上げる
爪を立てるとしぼんでしまうんじゃないかと思う程張り詰めた胸を持つ優華は魅力的だ
「あぁ…♡︎稑…っ♡︎…おっぱい、吸わないの…?」
「お前はどうされたい?」
「…めちゃくちゃに、されたい…♡︎」
「…はは、ドM」
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