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7ー1
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隗:「うんうん」
カギリ:「その中でブェルブニは魔界を支配しており、五大王族に新たなる役務を与えた。圏を見張らせるという事は、今後の魔界の発展に繋がっていく。俺も若い頃、アルゼスに叩き込まれたぞ?」
隗:「アルゼスに?てっきり、アウルかと…」
カギリ:「…」
隗:「カミリアの教育係だったから、カギリもアウルに習ったのかな?って…」
カギリ:「俺から願い下げだ。鬼の右大臣と名が高いアウル大叔父に習った日には、ブェルブニの肉親達が閉じ籠る…」
隗:「(引きこもり?)」
カギリ:「あの人がブェルブニの歴史などを語ったら、隗はどうなるか知らない。メイカにも悪影響だ…」
隗:「えっ」
カギリ:「破天荒なレイナ様や母の様に、ブェルブニでは一番厄介な人物…」
隗:「…何となく解る気がする」
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