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何故か涼に殺人犯にされ、つけられるのが嫌なのか、嫌じゃないのかはっきりしない彼に、どっちなんだよと視線を送る。
「昴流が可愛すぎてどうにかなっちゃいそうって事だよ。沢山つけて?」
トントンと鎖骨辺りを指で叩いて催促してくる。
何を言いたかったのか分からずじまいだけど、まあ、されたくない訳ではないのだと言うことは理解出来たのでそれだけで十分か。
「んっ…ふ…んぅ…っ」
首から胸へ、胸から腹へ。唇を落とす位置を下げていきながら肌色のキャンバスに花を咲かせていく。
「ひゃ…?!ぁ…りょ、俺付けれな…」
「ん…、俺にも付けさせて?」
腹筋に顔を埋めていると、涼が首の後ろに吸い付いてきて、擽ったくて上手く吸えず痕を付けることが出来ない。
「っひぅ…あ…っ、」
「後で一杯付けていいから。昴流が可愛いから俺もしたくなった。…駄目?」
「…あ、ぅ…」
そんなこと言われたら止めてって言える訳ないのに。それを分ってて聞いてくるんだ。
「…し、て」
「…っふふ、可愛い。…じゃあ続きは風呂でしよっか」
「っん、ぅ…」
ちゅう、と強く俺の首筋に吸い付くと、転がっていた涼のパーカを羽織らされ、チャックを閉じられる。
身長が10cmほどしか違わなくても涼の服は俺にはぶかぶか。捲らないと指先すら見えないし、裾も余裕で尻が隠れる位に長い。最早ワンピースだ。
肩幅も大きいから合わないし…10cmの差って大きすぎじゃね…?あれ、これ俺の体が貧相なだけ…なのか…??…いや、そんな筈は…だってちゃんと筋肉ある。そりゃあ確かに涼ほどじゃないけどさ。
「涼…ぱんつは…?」
「穿いたら汚れるんじゃない?」
「…う」
「まぁ、良いじゃん。大丈夫だろ俺の服で隠れてんだし。…よっと」
「へ…?!…や…みえる…!!」
涼がお姫様だっこをしてきて、そのまま風呂場に行こうとするがこんな風に抱かれると本来下着で隠れてる部分が角度によっては丸見えになってしまう。
自分で歩くとバタバタ足を揺らして訴えるがそれは却下された。こうやって俺を運びたいらしい。
だけど…だけど!!汚れるから穿かない方が良い、とか見えないんだから大丈夫とか言ってもこんな風に運ばれたら見えちゃうじゃん…!!
「大丈夫だってー、人に会うことないだろうし。すれ違った時は俺が隠してやるから」
「…ほ、ほんと…?」
「ふふ、ほんと」
…じゃ、じゃあ…穿いてないの恥ずかしいけど我慢する。
「出たらオセロする?」
「…もうしない」
「あら、残念」
オセロは涼をただ喜ばすだけって学習した。だからもうしません。悔しいけど諦める。
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