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「昴流は?」
「…む?」
「俺とのセックス、好き?それとも嫌?」
眉を垂らしてされた質問にぶんぶんと大きく首を横に振る。それは勿論後者を否定するために。ない、あり得ない。嫌いだなんて。そう思うなら何度も何度も…2年近くも行為を許してる筈がない。
涼と同じで、俺も涼とするのが幸せだって思えるから、この時間が好きだから受け入れてるに決まってる。
「すき、だから…」
「玩具は?」
「う…、それはちょ、っと…苦手だけど…絶対涼傍にいてくれるし、嫌いでは…ない」
「ふふ、そう?」
玩具の方は仕方ない。これはもう人の好みの問題だと思う。でも、涼はこんなこと聞いたって俺が苦手だから玩具をあまり使おうとしないのを俺は知ってる。
涼はSだし、一杯玩具持ってるし…やっぱり使いたい願望はあるんだと思うけど、使うか使わないか俺に合わせくれる。少し、そこは申し訳ないと思っては、いる。同時に有り難いとも。
…あ、もしかして、玩具って単語を出してきたってことは今日使いたかった…?それに、涼今日Sのスイッチ入ってたし…。あれ、それじゃあ俺の返答って却下したことにならなくも…ない??
「…くす、すぅばる?眉間に皺寄せて考えごとか?」
「あ…いや、おもちゃ…」
もしそうならやってしまった、と頭を悩ませていると涼が俺の眉間をグリグリ。本当にこの男は俺のこと良く見てる。考えてるとは言ってもほんの一瞬のことだったと思うのに。
「玩具?」
「そ、の…今日、使う…?」
聞いてみたら涼はきょとーん。「急にどうしたの?」って顔をされた。え、大丈夫だった…?なら良いんだけど…。
「玩具嫌?って聞いてくるから、使いたいのかな…って思ったんだけど…」
「嗚呼…そう言うこと。玩具はまた今度。今使うなんて流石に耐えれない。俺は後何分焦らされんの?」
「あ、そっか…ごめん」
それもそうだったな。動きながら玩具も使うのは器用な涼でも無理そうだし、じゃあ玩具だけで、ってなってももう我慢できないって言ってる人にそれは辛そうだ。
「今日は使わない代わりに…っ」
「っァん…?!」
「"こっち"で一杯イって?」
突然涼の腰が動いて、パンっ、と肌のぶつかる音がした。
緊張も解けて慣れてきただろうから話は終わりで、行為に集中しろと言う訴えなのかは知らないけど、最初っからピストンは速く、直ぐに快感で思考が蕩けていった。
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