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過去[小泉遥の場合]
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奏夜は、強くて、かっこよくて、全てが完璧だった。
中学校では奏夜は一段とモテた。
昼休みになる度、女子共が奏夜に告白する。それが日常だった。
女子だけならまだ良かった。
でも、日を重ねていくうちに、男子共も奏夜に告白するようになったんだ。
その光景がたまらなく憎くて、羨ましかった。
ある日、
「私ぃ~、奏夜くんとえっちしたんだ~!」
「私もしたよ~♡奏夜くんじょーずだった~♡」
「いいなぁー!私も奏夜くんとえっちした~い!」
そんな会話が耳に入ってきた。
心臓がズキズキする…。
その日は何故か涙が止まらなかった。
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