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夢から醒めて...2
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母さんには、
なんでそんなことを聞いたのか問われ無かった
ただ、オレの質問には答え続けてくれていた。
「その、犯人ってどうなったの?」
「確か、死刑になったか、
無期懲役で、
でも、何故かその…
裕翔くん?が亡くなったすぐ後に
亡くなったはずよ。」
遥希センパイも、
生まれ変わってるかもしれない。。。
オレの頭には、最悪の事態が浮かんだ。
―もしも、遥希センパイの生まれ変わりにも
オレと同じように前世の記憶があるならば、
オレを見つけたら何をしてくるだろう。
遥希センパイに告白したことで
オレは、クラス中に男好きと言いふらされ
いじめがひどかった。
シカト、悪口、罵倒、叩かれるのは
日常茶飯事になっていた。
前世のオレは、
身体的にセンパイにマワサれて殺され
精神的にいじめとセンパイの罵倒で殺され
社会的にセンパイがカミングアウトしたことで
殺された。
自殺しても、無理はない。
オレは、そう思う。
だからこそ、
遥希センパイに会うわけにはいかない。
オレは、生きたいんだ。
ただ、湊と幸せになりたいだけなんだから。
邪魔しないで。
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