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《番外編》愛しい君に永遠を(おまけ)にしおりをはさみました!
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《番外編》愛しい君に永遠を(おまけ)
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結婚式3日後
***
「あはっ……プッッ!!アハハハ!!」
家で1人もなんだし…と、誘った結果これだ。
目の前で腹を抱えて笑っているのは俺の親友、優。
さっきからずーっとこの調子で笑っている。
「そんな笑うなよ。」
「誓いのキス長すぎでしょ、あれは!アハハハ!ヒーッ…、だ、だって!!1分以上……、ブッ!!しかも舌入れようとしてたよな、海堂さん!ヤバかった、アレ誰がとめんのって周りざわつき出して……、プッ!!」
「………………」
ーーー
結婚式の誓いのキス。
何度も何度も唇を食まれ、気持ちよくなった俺も誠さんに身を委ねてキスに耽った。
そして、誠さんの舌が俺の唇をノックして、俺がスッと唇を開こうとした時、
「ゴホンッ」
牧師は苦渋の決断をし、咳払いをした。
ーーー
まぁそれが相当面白かったらしく、
こうして優は笑いが止まらないわけだ。
「ふぅ……、プククッ.....!で、やっとあのでかいダイヤから結婚指輪に変わったわけだ?」
「うん。めちゃくちゃ幸せ。」
「あのでかいのは質屋にでも売るの?」
「バカ!売るわけないだろ!!!誠さんにもらったやつは全部大事においてるから!!!」
「お、名前呼びになってるじゃん〜??」
「ニヤニヤすんな!このバカ!!」
優にクッションを投げつける。
「いてっ!顔赤いぞ、紫音〜!結婚ホヤホヤバカップル〜」
「うっさい!!!」
「ってぇ!!本気で投げんなバカ!」
「優が悪い!!」
「はぁ?!逆に指輪だの、ネックレスだの、アンクレットだの、おまけに首からお腹までキスマークつけまくりの夫婦のどこがバカップルじゃねえんだよ!!」
「なんでお腹についてるの知ってるんだよ!!」
「さっき腹ちらしてたときに見えたわ!!!!」
なんだこの言い合い!めちゃくちゃ恥ずかしい!!
結局こうしてあと1時間はイジられたのだが、
まぁ新婚ホヤホヤ。
こうやって親友にも喜んでもらえるのはとても嬉しかった。
キスマークが足の先まで付いてるのは、
こいつには内緒にしておこう。
-愛しい君に永遠を (おまけ) 完-
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