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《番外編》バイト始めました④にしおりをはさみました!
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《番外編》バイト始めました④
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サワ……
「ひぁっ!!」
お尻を撫でられた感覚がして声が出てしまい、咄嗟に手で口を覆った。
周りの何人かには見られたが、人も多く、誰が声を出したかわからない人も何人か居て助かった。
その後は何もなく、ただ満員だから手が触れてしまっただけだと考え直して、最寄駅で降りて家に帰った。
ーーー
次の日も、またその次の日も、
日に日にお尻を撫でられる回数は増え、さすがに俺は痴漢だと気づいて車両を変えた。
けれど、痴漢魔は俺が車両を変えたのを気づいたのか、全く意味がなくて次の日は時間も変えた。
それでも意味は全然なくて、今日なんてお尻を撫で回されて、お尻の穴を指で刺激されたのだ。
怖くて怖くて仕方なくて、誠さんを頼りたいけれど、喧嘩していることや仕事が忙しいのに迷惑かけたくないという気持ちがあってなかなか電話できない。
今日も誠さんは帰ってこなくて、俺はベッドで誠さんのシャツを握りしめて泣きながら眠りについた。
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