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カーテンを開いた窓。外に見えるのは銀世界だ。
小林圭吾は痺れるような甘い愛撫に身を悶えさせながら、視線を天井に移した。ワンルームマンション。横を向けば、狭い部屋の中央にある小さなコタツが目に映った。壁際にあるセミダブルのベッドは、成人した男がふたりで寝転がるには少々窮屈だが、こうして押し倒されるには何の問題もない。
「いやらしいな。ほら、乳首が唾液に濡れ光っている」藤田幸樹が甘く囁いた。
生まれたままの姿で幸樹に抱かれるのは、未だに多少の恥じらいがある。彼は健康的に日焼けをしており、対して自分は色白であるからだ。
両方の胸粒を摘まれ、きゅっと捻りあげられて、圭吾の唇から悦楽の声が漏れる。
「幸樹が執拗に弄るから……っ、そこ、敏感になったんだぞ」圭吾は胸を僅かに仰け反らせた。「責任、とってくれよ? もっと―」
「ああ、愛してやる」最後まで聞かなくともわかっていると言わんばかりに、すぐさま胸粒が吸われた。
くちゅり、くちゅりと鳴る水音。胸粒が舌で左右に弾かれ、もう片方も指で弄られる。
「っ、ふぅっ、っあ……気持ちい……」首を捩ると、ベリーショートの黒髪の揺れを感じた。まぶたがうっとりと緩む。
胸粒へ愛撫された状態で肌を撫でられる。その手はゆっくりと下腹部へ移動し、臍の下で留まった。円を描くように何度もそこを撫でてくる。
「焦らすなってば。早くあそこ、触って……っ、ね?」幸樹の男らしく引き締まった頬を撫でながら懇願した。身体が汗ばみ、肉杭は痛いほどに反応している。
「俺のもしゃぶってくれ」幸樹はくっきりとした二重のまぶたを細めた。
頷いたら、彼は頭と足の位置を逆にさせ、ベッドへ横向きに寝転がった。
目の前に、ひくひくと頭を揺らす肉杭がある。ごくり、と喉を鳴らし、圭吾はそこの根元をそっと握った。手のひらに脈動が伝わってくる。自分だけでなく彼も興奮しているのだと知って、口腔に唾液が湧く。
圭吾は尖らせた舌で、亀頭をちろちろ舐めた。
「っ、くすぐったいな」幸樹の声は上擦っている。
いい気になって肉杭をねちっこくしゃぶりあげたら、すぐさま幸樹からも同じようにされる。生温かな粘膜がぐじゅぐじゅと肉杭に絡みついてきて、圭吾は鼻からくぐもった声を発した。
肉杭の側面に唇を滑り落とす。敏感なくびれに何度かキスをし、唇で肉杭を扱きながら頭を前後させた。口腔にある欲望の昂ぶりが愛しい。
下半身に走る甘い痺れに、腰がもじもじと揺れた。鈴口を舌で優しく突かれたかと思えば、唇が肉笠をこりこりと扱きたててくる。
「ふっ、もう、漏らしてるぞ」敏感なくびれを指でこねられた。
「幸樹だって、やらしい味が滴ってる」と囁いて、圭吾は淫嚢を唇でなぞった。そこをくちゅりと優しく舐め、肉杭を手で扱きつつ、淫嚢から繋がる細い道筋に舌を這わせる。
幸樹の口戯が勢いを増した。圭吾の耳に、じゅるる、と肉杭のしゃぶり込まれる音が届く。途端に興奮の渦が下腹部へ集中し、思わず腰を引く。
「もう、っ……持たないから」
圭吾が言えば、幸樹は身を起こして元の体勢に戻った。
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