アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
新しい友達
-
夏side
桜とヤった後日。
全く腰が立たなくなってしまったために
次の日は二人で学校を休み
今日は、二人で揃って登校した。
「ねぇ、君が白木 桜?」
「誰?」
登校してすぐに話しかけてきたのは
今まで、話したことの無い子で、
桜も知らないようだった。
「俺、海堂 葵」
「何の用だ?」
「用は無い。友達になりたい」
「「は?」」
あまりにも唐突で、桜は当然
僕も声が自然に漏れてしまった。
しかし、海堂の表情は
言葉に反してかなり無愛想だった。
「なんで僕な訳?」
「…白木 雪が、いい奴だって言ってた」
「雪の知り合い?」
桜がそう問えば、コクッと頷く。
僕はよく分からなかったが、
桜は、複雑そうな顔をしていてた。
「桜、友達なる」
「葵くんだっけ?"友達なる"じゃない、
"友達になろ"だ」
「う? 友達になろ…?」
よく分からないと言った表情をしていたが
何か訳ありなのだろう…。
そう思って、あまり深くは聞かなかった。
「葵くん、彼は、僕の彼氏の夏木 夏。
いつも一緒にいる」
「夏木 夏…、知ってる。店の子だ」
「…店の子?…とりあえず、宜しくね〜」
もしかして、裏の人か…?
とりあえず、用心するに越したことはない。
そう思い後で、オーナーに
電話をして彼のことを聞こうと思った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 252