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寮に帰って 2
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夏side
寮に帰り着くと、疲れがどっと出てしまって眠たい…
桜はと言うと、疲れすぎて眠くないようで
ベットの上でコロコロしながら、 キャッキャッしている
ベットに転がり静かに眺めていると
急に静かになって、僕のそばに近づいてきた。
「夏…、さ、寂しい……」
「どうしたの、桜…。こっちおいで…」
「夏…」
「よしよし、いい子…」
桜は、何処か落ち着きなく寂しそうにしている。
ギュッと抱きしめてくるので、抱き返してあげて、
頭をよしよしと優しく撫でてあげる。
甘えるように、スリスリと擦り寄ってくる。
桜の瞼が、段々と落ちていく…。
寝そうなので、座っていたのをゆっくりと横に倒れ
抱き締めたまま、目を閉じた。
「夏ぅ…、寝るの…?」
「寝ないよ…。桜が寝るまで起きてる」
「まだ眠くない…」
「そぉ…、なら、目だけでも閉じてな?」
僕の言う事に従って、桜は目を閉じる
段々と眠くなって来たようでうとうとし始めた…。
寝かしつけるように優しく背中をポンポンする。
桜が眠ったのを見届けて、
僕も、桜を抱きしめたまま眠ったのだった…
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