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温泉旅行 2
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桜side
急に夏に温泉旅行に誘われた。嫌ではなかったので行くと答えると、嬉しそうにするのが可愛い。
何着て行こうと悩んでいると、電話を終えた夏が戻ってきて、いきなり変な質問をしてくるから、夏に同じ質問を聞き返すと黙り込んでしまった…。
再び電話が掛かってきて終わった時には変な顔をして固まってしまっていた……。
「夏?どうかした?」
「えっ…と、……桜の弟って、ヤクザだったりする…?」
「………なんで?」
いきなり核心を突いた質問をされて戸惑ってしまう。
夏に気づかれないように雪にメールを送ると、話してもいいとの返信が来た。
「いや、ちょっと……。なんでもない、から…。無かった事にしてくれるかな……」
「確かに、雪はヤクザと関わりあるよ」
「えっ?ちょっと待って詳しく説明してくれる⁇」
「雪はヤクザのところで専属の情報屋をしてる。それと、何故かホストクラブのオーナーを任されたらしい。それしか知らないよ。それ以上知ってると、僕の命が危険になるから教えられてない」
すると、途端に夏は納得した表情をするので不思議に思い
どうしたのかと聞くと、夏のお父さんの事と、バイトの事それに、温泉旅行に行く事になった経緯を話してくれた。
まさか夏と雪に接点があったとは思わなくて驚いたし
夏のお父さんの仕事にも雪が関わっているのかと思った…
「まさか……」
「僕も驚いてる…」
「夏、今度バイト先行っていい?」
「えっ?何で⁇」
そんなの、夏のバイトの制服姿が見たいからに決まってる
雪にも許可取ったほうがいいなと思うし、直ぐには行け
無いだろうとは思うけど…。
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