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「あっ、あぁっ、んっ、あんっ」
そんなにナカのいいところばかりを擦らないで。
熱い火宮の楔を逃したくなくて、勝手に後ろがぎゅぅと締まる。
「ふっ、はっ…翼」
「あっ、あぁっ、じん。じんっ」
キュッと寄った眉も、微かに浮かんだ額の汗も、ギラリと欲情に光る瞳も、全部が全部愛おしい。
「あっ、あっ、もっ、イく…。イッちゃう」
ジュプッと上がる水音が激しくなり、もう保たない。
押し付けられた腰をぐるりと回され、奥深くを先でズプッと突かれた。
「あっ、あぁぁぁっ!」
パァッと目の前が白く弾け、ビクンと仰け反った背中の下でクシャリと紙が捩れる音がした。
同時に吐き出した白濁が、着ていたままの服に飛び散る。
きゅぅぅ、と締まった後ろで、火宮の形をリアルに感じ、ますますキツく締めてしまう。
「くっ、はっ…」
あぁぁ、たまんない、そのイキ顔。
俺のナカで、火宮が堕ちる。
欲望と快楽にどっぷり浸かって。
俺がさせてる。俺だけが見れる。
「刃。じん。好き、大好き」
ズルっと抜かれる感覚に、またも前がゾクリと震えた。
「っ、あ、また、なんで…」
イッたばかりなのに、まだまだ足りない。
もっともっと欲しい。
「ククッ、持続性もかなりな。付き合ってやるぞ」
ニヤリと嬉しそうに笑った火宮の中心も、またムクリと起き上がっているのが見える。
「あぁっ…」
デスクから抱き起こされたと思ったら、今度は執務椅子に腰掛けた火宮の上に跨がされた。
「これやぁっ…」
カパッと大きく開かされた両腿を持たれて、背中を火宮に預ける形で、ズンと熱の上に尻が落とされる。
「ひぅっ…あぁっ!」
「くっ、締めすぎだ…」
自重で深いところまで当たる先っぽに、身体がビクビクと震えた。
明るい室内で、全部が曝け出されているのが自分にも見えて恥ずかしい。
「っ、や…恥ずかしいのに…へ、変…」
羞恥が快感になって、触られてもいない前が完勃ちだ。
「ククッ、翼、そんなにイイか」
「やぁっ、揺らさないでっ…気持ちい…」
ナカが、ジュンと熱くなる。
「こわっ、怖い、火宮さっ…」
気持ちよすぎて、頭が変で。
涙がボロボロ溢れ出す。
「ふっ、大丈夫だ」
「っ、こわっ、壊れっ…」
ふっ、と腰を持ち上げられたかと思ったら、ズンッとそのまま下に落とされ、同時にズプッと下からも突き上げられる。
「やぁっ!それやぁっ…」
奥の奥まで思い切り穿たれて、チカチカと目の前に星が飛んだ。
「ひっ、あぁぁぁっ!」
ピュッと白濁が吹き出し、ぎゅうっとナカが締まる。
「くっ…」
「やっ、やっ、イッてるのにっ…」
余韻で痙攣するナカを割り裂いて、ギッ、ギッと軋む椅子の音が、速さも激しさも増していく。
「あぁっ、だめっ、だめぇっ…」
「っ、は。最高だ…」
こんのどSがぁぁぁっ!
文句を言いたいのに、悦びに揺れた火宮の吐息を聞いたらどうでもよくなっちゃうんだから、もう、なんなのさ。
「ナカがぁ…熱い、溶ける…」
火宮と繋がった場所がグズグズに蕩けて、どこまでが俺で、どこからが火宮か分からなくなってくる。
「っあ、もう…しあわせ」
ヘタッと力が抜けた身体のナカで、火宮がググッと膨らんで、一瞬後に弾けたのを感じた。
「はっ、翼…愛している…」
俺も。
もう声にはならないけれど。
クタンと寄りかかった俺の身体を、火宮がふわりと受け止めて、ぎゅっと優しく搔き抱いたのを感じた。
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