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18歳以上ですか?
.にしおりをはさみました!
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そんな友人と話しているといつの間にか予鈴が鳴っていた
「お前じゃあ相良となんもなくていいわけ?」
「いいって言ってるだろ。」
もう教室に人がたくさん戻ってきているから
その話はやめてほしい
もし聞かれたら
…誰もこちらに注目してないからそんな事はあるはずないけれど
急に教室の一方が騒がしくなる
そちらに目を向けると相良が戻ってきたみたいだ
……?
今一瞬こっちを見てたような気がした
そんな事あるはずないのだけれど
…もしかして聞こえていた?
いや、今戻ってきたばかりだからそんなことはないだろう
けれどその一瞬目があっただけで俺の動悸が激しくなる
息が苦しい
「……い。」
「…おい、どうかしたのか?」
また意識が逸れていた
「いいやなんでも。そろそろ本鈴がなるから早く席つけよ。」
誤魔化すようにしっしっと手を振る
「へーへ、邪魔者はさっさと退散しますよ。…じゃーまた後で。渡くんよ。」
「名前にくんつけんな。」
「ははっ!」
くだらない話が終わったと同時に本鈴が鳴る
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