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53話にしおりをはさみました!
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53話
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「先輩?」
「…なに?」
「いえ、特に何にも無いんですが、、先輩が見えたので」
「そう…か…」
「先輩?大丈夫ですか?」
あー、、ボーッとしてた
やば…
「何が?」
「ねぇ、先輩今日様子おかしくないですか?」
「そう?わり、急ぎの用あるから…」
何故かその場から逃げたい
そう言う気持ちが支配する
ガシッ
去ろうとすると掴まれる手
「何だよ?」
「あつっ…やっぱり先輩熱ありますよね?」
「ねぇから」
触れる手が熱い
「ッ…離せ」
「先輩待って!」
「うるさいな後輩待たせてんだよ」
嘘だけど
半分ホントで嘘
「熱のある中ヤるんですか?風邪移しちゃいますよ?」
「そーいうわけじゃねぇから」
「頑固」
「は?うるせぇ」
頭に響くむり
クラっ
「ほらフラフラじゃないですか」
「うるさい」
「今日はもう帰りましょう」
「な、なんでお前の事聞かなきゃ…」
そう言いながらも俺の意識は段々と薄れてきている
「はぁ、もう」
びくっ
明らかに凪斗の声が低くなる
ああ…嫌だなぁ…
イラつかせたのか?
どちらにせよ俺は関係無いが
「ッ…」
あ、陽光だ
丁度良く陽光が友達と廊下を歩いている
「良いだろもう」
バシッと振り払い陽光の元へ走る
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