アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
20頁にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
20頁
-
◆ ◆ ◆
次の日は、ずしっ、という重みで目覚めた。
「ゆーさん!」
「んんっ……」
体のあちこちが痛い。
息苦しくて目を開いてみると腹の上にカズマが乗っかっている。
「ゆーさんったら!」
無視して二度寝しようとすると、Tシャツをめくり、手を差し入れてきた。なまあたたかいものが肌の上をするすると這い回る。
「……っ、おい……」
「ゆーさん洗ったでしょ」
「シャワーぐらい……浴びさせろ……」
「そっちじゃなくてッ!」
「なんなんだよ、じゃあ……」
俺の腹をまるで太鼓のようにダムダムと叩きながら、叱りつけてくるからたまったもんじゃない。
「洗ったでしょ! マヨネーズッ!!」
そのマヨネーズが正真正銘のマヨネーズおよびサラダのことを言っているのだと気づくにはだいぶ時間がかかった。
気づくと、怒り狂うカズマの前に正座させられていた。
夢の世界に片足を突っ込んだまま、お説教タイム。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 96