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俺の好きな人
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「おーふーろ」
「…無理」
「じゃあ抱っこして連れて行っちゃうよ?」
「…どこに?」
「お風呂」
行為中、結はそれはもう可愛かった。
前を弄らなくても後ろだけでイってしまうし、キスをすると中はきゅうきゅう締め付けてくる。最後の方は結から「…好き」という言葉も聞けた
中で大きくなるともう顔がタコさんみたいに真っ赤になって可愛かった
今は枕に顔を押し付けて脱力していた。
そんな結を抱き上げて膝に乗せる
「無理させちゃってごめんね
ありがとう」
「…っ、無理とかしてないし」
「後ろ、痛くない?」
する。とさり気なくお尻を撫でたら普通に払われた
もういつも通りのツンデレの結に戻ってしまったらしい
でも、そんなところも可愛いと思ってしまう
きっと結のする行動なら何だって可愛く見えてしまうんだろう
「…俺」
「どうしたの?」
首筋に顔を埋めた結が小さな声で話し始める
「環みたいに素直じゃないし、…それに、俺は女の人じゃない
だから、子供もつくれないし、…鈴は俺といたって楽しくないかもしれない」
「そんなことない
俺は結といるときが一番楽しい。楽しくて、幸せなんだよ
子供だって、結がいてくれるならそれで充分。それ以上に望むものなんてない
それに、子供が作れないのは結だって同じだよ
俺も女の人じゃなくてごめんね」
そう言って微笑めば結は慌てて顔を上げた
「それは違うっ
鈴は鈴がいい
俺だって、鈴がいたらそれだけで嬉しい、幸せだと、思ってる」
語尾に近づくにつれて声が小さくなっていく
でも、最後までしっかり聞こえた。
「俺も、同じ気持ち」
きっとそれ以上だ。
結が居てくれたらそれでいい。笑っていてほしいとか、幸せにしてあげたいとか、それも結に対して思っていることであって、結がいてこその願いだ。本当に俺は結がいてくれたらそれだけで充分過ぎるくらいに幸せだった
本当に、大好きなんだよ。
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