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授業参観
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「ふふ、可愛い」
「…っ、降りる」
改めて意識されると恥ずかしい。
背筋をピンと伸ばして足に力を入れるが「やだ!ここいて!」とお腹を抑えられてしまった
ぎゅーっと抱きしめられた状態で話しかけてきた
「家帰ったら何食べるー?」
いきなり夜ご飯の話題。
お腹空いてるのかな
「…うどん、とか?」
別になんでもいいけれど、聞かれたのでぱっと思いついたものを提案してみる
「いいね!ネギきりたい!」
うどんを食べたいと言って「ネギをきりたい」と言われたのは初めてだけれど、鈴がつくる料理に入っている野菜は全部柔らかくて甘いから、食べたいかもしれない
「…ネギ食べる」
「食べてくれるの?嬉しい!」
くすくすと笑って首筋に顔を埋めてきた
髪の毛があたって擽ったい
身をよじっても離れてくれなくて、こしょこしょと首筋をくすぐる感覚に笑い声が漏れてしまいそうになる
口元を手で覆って笑いを抑えていると、鈴が一回離れて、それから首筋にチュッとキスをしてきた
瞬間、環と目が合ってしまって一気に顔が熱くなった
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