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俺は特に何も考えないでそのまま口に出してしまった。
「玖音これどうしたの…背中…」
背中に触ろうとした…瞬間
「っ、触んな!!!!」
「っ!」
触れようとした手が弾かれて、
ヒリヒリと痛みが生まれていく。
…え…?
「…あ…」
気まずそうな玖音と目が合う。
勢いで引っかかってたワイシャツも外れて二人の間に微妙な距離が出来る。
俺は何が起きたかわからなくてヒリヒリとする手を押さえることしかできなかった。
今…ハッキリと拒絶された。
そんなこと今まで無かったから、どうしていいかわからない。
なんだろう、俺…何した…?
怒らせちゃった…?
嫌われるようなこと…しちゃったのかな…
あ、やばい…
泣きそう…
「ご…ごめ…」
涙が出そうになって震えた声で謝ることしか出来なかった。
だめだ、泣くな…
泣いちゃダメだ…
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