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舌を打ちながら、制服のわき腹から腰のあたりのシワを入念にのばしていく。生地が痛まないようにアイロンと服の間にタオルをはさみ、あまり力をかけず、やさしく。
鶴見はその動きにシンクロさせるように自分の体をなで、うっとりしている。
鶴見の本体のほうは、ぜい肉も筋肉もなくぺらぺら。太陽を知らない真っ白い肌の下、あばら骨がぼこぼこ浮かんでいる。皮をかぶった針金みたいだ。
痩せすぎだ。貧弱すぎる。
「はぁあああんっ! 早くぅうう! 早く凛くんの熱いお汁をぶっかけてくだひゃいぃいい!」
ちなみに熱い汁とはスチームのことらしい。
「それは最後の仕上げだ。バカ野郎」
「もぉ、がまん、でひないぃい! 溶かひてっ、とろとろにひてぇええ!」
アホにもほどがある。
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