アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
300
-
俺は用を済ませたモノをさっさと仕舞おうとした──ところへ鶴見の手が伸びてくる。慌ててファスナーを閉じるも、駆け込み乗車のごとく指がねじ込まれた。
「──バカ!!! 触んなっ!」
一回ヤったからといって、好きなときに好きなだけ触っていい契約を結んだわけではない。
「うへへへ。りーんくん!」
ギリギリで乗車に成功した鶴見の人さし指は容赦なく下着のなかをまさぐってくる。
俺が上げ続けているファスナーにみっちり挟まれているというのに、痛そうな顔ひとつせず、やめない。
「離せ! ばか! 離せって!」
俺がギャンギャン吠えて抵抗すればするほど鶴見は嬉しそうだった。
無視が終わった安堵なのか、青白く張り詰めていた頬が一気にほころぶ。舌の根までとろとろに溶けたように、にへっと笑う。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
300 / 631