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デザート9
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「お前、こんな耳してたんだな……」
伸び放題の髪に包まれて隠れているこいつの耳は、下半身よりも目にする機会が少ない。
とても貴重な場所だ。
全体的にちっちゃくて、外側に反り返っていて、耳たぶがとても薄い。太陽に当たることがないせいか真っ白で、海岸に打ち上げられたばかりの貝がらみたいだ。
それにしても、部屋が薄暗くて穴の中がよく見えない。耳たぶをひっぱり、光の角度を調節しつつ、棒を──と思ったときだった。
「まってくだひゃい!」
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