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俺たちの恋心〜むつ〜
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まずった!
瞬間的にそう思い、修二を引き寄せて抱きしめた。
むつ「修二!ごめん…あのさ!」
後半、頭に血が上って思ったことがそのまま口から出てた、誤解されても仕方ない汚い言葉だった、訂正しようとしたのに、修二はいきなり俺の顎を掴んで引き寄せ、またキスしてきた。
手はヒンヤリしてるのに、口の中はものすごく熱い。
むつ「ん…ちょ、しゅ…んん」
いつもより強引な舌技に言葉を奪われ、テクニックで負けるむつには主導権を握ることはできない。
むつ「んむ……しゅ……ん…ん」
話をしたいのに、下半身に熱が集まり、だんだんと息が上がる。
前の膨らみに気がついた修二が、キスを続けながらベルトを外しだす
おい!ダ!ダメだろう!!これじゃあ本当に俺!修二とセックスできないからキレたみたいじゃん!?
でも…あ…修二…手つきエロい…あっ
緩めたベルトの隙間から手を突っ込まれ、弱い場所ばかり集中的に弄られて、さらに口内も犯されて抗えない
むつ「…しゅ……じ…………ま、…
待てって!!」
両腕を掴んで、無理やり修二を引き剥がすと、修二の顔は真っ赤で、慌てて右手で顔を隠した。
え?なんだ?
と思っていたら、むつの太ももに硬いものが当たった。
え?
その感触に下を向くと、修二のズボンの前が膨らんでいて、むつは驚いた。
むつ「え?」
修二「あっ!」
修二が、慌ててカーディガンを引っ張って前を隠したが、もう見てしまっているし、修二が珍しく感情丸出しであわあわしながら後ずさる姿を見て、華南の言った言葉を思い出す。
華南『むつ、よく見ろよ、修二はお前に欲情してんの』
あれ?
むつ「え?修二…」
修二「い、言わないで…」
むつ「もしかして…」
修二「むつ、黙って」
むつ「…俺に…欲情してるの?」
修二「っ…」
あれ?あれ?
さっき一瞬見た暗い瞳の色はもうなくて、今は俺を恥ずかしそうに欲情した瞳で伺うように見つめてる。
それにしても赤くなりすぎの顔が気になって、修二に近づいて頬にそっと触れてみる。
修二はむつが動き出す時にピクッと肩を揺らしたが、『触っていい』と言った通り、逃げたりはしなかった。
むつ「お前…熱くないか?」
触れた頬は熱を持ち、照れているからというレベルではなかった。
すぐさま反対の手でおでこに触れると、完全に発熱していた。
むつ「バッカ!熱あるじゃん!!」
修二「へ?」
むつ「へ?っじゃねーんだよ!」
俺が睨みつけると、修二はへらっと笑って
修二「むつの手…気持ちいいね」
なんて呑気に可愛いいこと言いながら、俺の手に頬を摺り寄せやがったから、ついムラっとしてしまう。
むつ「おまえさー…」
ーコンコン
言いかけたところで、教室の扉がノックされてギクリとした。
まだ授業中だから訪れる人間がいるとしたら、それは教師の奴らだ。
谷崎だったら校庭を走らされる…
それに修二との話も済んでない…
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