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夢のスクールライフ ー坂本 あきらsideーにしおりをはさみました!
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夢のスクールライフ ー坂本 あきらsideー
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雪村君のおかげで熱は下がったが、大事をとって１日学校を休んだ。
ー次の日ー
(あー。体が重いなー…)
重い体を持ち上げた。
(よし。髪型おっけー！)
｢いってきまーす｣
学校の周辺につくと、なにやら門のあたりにたくさんの人だかりができていた。
(ん？なんだ？)
｢うわぅ！やべぇサインもらっちゃったぜ！！｣
｢あ、握手してください！！｣
｢眩しくてみれねぇ！！｣
｢かっこいいなー｣
｢エロ本好きですか！？！？｣
キーンコーンカーンコーン
人だかりの中を覗こうと思った矢先にチャイムが鳴ってしまい、民衆が一斉に校舎へと入っていってしまった。
｢…なんだったんだ…？｣
教室に入るともう担任のプー山が来ていたので、
みんなに朝のは何だったのかを聞くことが出来なかった。
｢おはよ、あきちゃん。体調平気？｣
｢うん｣
後ろの席の雪村くんが声をかけてきた。
雪村くんが実は俺の初恋の相手だったなんて…未だに信じられていない自分がいる。
｢あ、あのさ｣
｢なに？｣
｢さっきの校門の人だかりなに？？｣
｢………さぁ｣
少し間をあけて雪村くん曖昧な答えを言った。
(…？)
少し雪村くんの様子が気になったが、
授業が始まってしまったので俺は前を向いた。
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