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「貴方の知り合いや、会社の同僚にこの画像をばらしてもいいですか?」
「なっ……!?」
その言葉に全身から血の気が退いた。
「一斉送信したらどうなるでしょうか?」
「きっと会社にはもういられなくなりますね。それだけじゃありませんよ。この画像をFacebookに投稿して、世界中の人に貴方の淫乱な姿を見てもらうのも楽しいかも知れませんね?」
「どうでしょうか、葛城さん。素敵なアイデアだと思いませんか?」
あいつはそう言って笑っていた。まるで悪魔の様な男だ。あいつは卑怯なやり方で俺の事を脅してきたのだった。
「やっ、やめっ……!頼むっ……!阿川、それだけはやめてくれ……!」
阿川の脅しは俺の立場を危うくさせるものだった。本人は只イタズラに言ってるだけだが、俺にとっては一大事だった。
あんな姿を他人にみられたら、それこそ終わりだ。それこそ生きて行けない。あいつの卑怯なやり方に腹が立ちながらも、俺はそれを受け入れざるを得ない状況に追いつめられた。
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