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09 〜灰崎〜にしおりをはさみました!
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09 〜灰崎〜
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いつまで経ってもテツヤは返ってこない
何かあったのかもしれないと思い
階段を駆け下りる
だが
そこにあったのは
わずかだが、はっきりとした
血がおちていた
テツヤのものとは限らない
だが、妙な胸騒ぎがした
いやな予感がする
テツヤの身になにかあったとしか思えない
俺は全速で各場所を探した
だがどこにもいない
「どこにいんだよ!テツヤ!」
叫ぶ
だがテツヤの返事は勿論ない
自分への怒りが湧き上がる
早く探してやる!まってろテツヤ
まだ探していない
この校舎から離れた
体育倉庫に向かう
俺の後ろから
多分5人くらいであろう誰かが
俺についてきている
でもそんなどーだっていい
テツヤ!
まってろ!助けてやっから!守ってやっから!
もう直ぐ体育倉庫というところで
嫌な音が聞こえた
まさか
俺は嫌な予感がするのを抑えて
体育倉庫の扉を開ける
だが
その光景に俺は
叫んでしまった
テツヤ…
「テツヤぁぁぁぁぁぁぁ!」
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