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譲の高校卒業式 1 ※「譲と隼人」にしおりをはさみました!
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譲の高校卒業式 1 ※「譲と隼人」
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高校の卒業式の後、俺は、隼人の部屋にいた。俺は、とても、期待していた。ついに、隼人と恋人同士になれると。
「譲、卒業おめでとう」
隼人は、俺の頬にキスをした。
「譲の制服姿も見おさめだな。名残惜しい気がするな」
隼人は、にこにこしながら言った。
「名残惜しくなんかないよ。この制服のせいで、隼人が抱いてくれなかったんだと思うと。こんな制服なんかいらない」
「いや、制服姿、可愛いよ。僕は好きだったな」
隼人は、目を細めた。
「好きだったならなんで」
抱いてくれなかったんだよ! という言葉を、俺は、飲みこんだ。
「好きだけど触れられないのがいいんじゃないか」
隼人は、にっこりした。
「隼人はマゾだなあ。もう俺、高校卒業したから」
俺は、ワクワクしながら言った。ところが、隼人は言った。
「三十一日までは、まだ高校生だ」
「えーっ! うそ、まさか、今日もお預け? 俺もう、高校生なのって卒業式までだと思って、指折り数えてて、昨日なんて眠れなくて、卒業式も、隼人とするのが楽しみすぎて、もう全然集中できなくて、みんなの誘い振り切ってきたのに」
「残念だったなあ」
「ええ? じゃあ、いつ? いつするの? 四月一日? エイプリルフール?」
「そうだね」
隼人は、困ったような顔をした。
「うそ……もうやだ……」
俺は、がっくりした。なんだったんだ! 期待で、昨晩も、ろくに眠れず、式の最中も、そわそわしてたっていうのに!
「わかった。じゃあ、ちょっとだけしようか?」
隼人は、俺の落胆ぶりを見て、同情したように言った。
「ほんと? 制服脱がせ式してくれる?」
俺は、目を輝かせたと思う。
「いいよ。制服のボタン全部ないな」
隼人は、俺の、後輩や同級生にボタンを全部もらわれてしまったブレザーを見た。
「うん。あやうく身ぐるみはがれそうだった」
本当に、争奪戦で、やばかったんだから。
「ふうん」
隼人の手が、俺のゆるめたネクタイの襟元から、素肌を撫でた。
「んっ……」
「敏感だな」
隼人は、やはり大人だった。隼人は俺より四つ年上で、この時、医学部の四年生、二十二歳だった。たった、ひとなでだけで、俺を、ぞくぞくさせた。隼人は、余裕の笑みだったが、俺は、もう無理だった。なにしろ、もう、ずっと、何ヶ月も前から、この日を指折り数えて待ち望んできたのだから!
「もうダメ、隼人、がまんできない、ごめん」
俺は、隼人を押し倒した。
隼人の身体を押さえつけ、隼人のチノパンと下着をはぎとった。
隼人がじたばたするので、うつ伏せにさせて上にのり、バッグからローションを出した。
隼人の尻にローションをたっぷりたらして、ぬるぬると割れ目をなぞった。
「あっ、あ……」
指先を入れると、ツプっと入った。
俺は、隼人の顔が見たくて仰向けにさせた。
すごく可愛かった。
恥ずかしそうに顔を背け、頬を染めて感じていた。
前の方にもローションを垂らして、もう片方の手で握ってやると
「あっ、ああぁん、あぁっ」
と可愛い声で鳴き始めた。
左手で隼人のペニスをしごきながら、右手の中指をアナルに挿れていた。
「あぁっ、やぁっ、やぁんっ」
隼人は、自分の手を噛んでこらえていた。
「どうしたの痛いの?」
「あぁん、あっ、あん、んっ」
隼人のペニスからの滴りが激しかった。
俺が先を吸ってやると
「んっ、んんんっ、あああっ」
といつもの冷静さをすっかり失った隼人が、少し伸びた髪を絨毯に押しつけて悶え苦しんだ。
前立腺をさがして、それらしきところをこすってやると、
「でるっ、おしっこ……」
などと言っていた。
「出していいよぉ。漏らしちゃえば? 俺、隼人さんの失禁見たいなぁ。俺、そういうの好きだからさぁ」
「はぁっ、あっ、あぁっ」
もう、すっかり、いつもの隼人でなくなっていた。
脚を広げ、穴に指を挿れられ、されるがままだった。
「ベッド行こうか? 背中痛いでしょ?」
俺は、隼人を抱き上げた。
指を抜くとき
「あぁぁぁん」
と切なそうに喘いだ。
「すぐまた挿れてあげるからね」
隼人を両腕で抱きかかえ、ベッドにおろした。
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