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恋愛初等部~頭から離れなれない、あの子のこと~
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「ありがとうございました!」
やっと授業が終了した。このあとの四時間目は授業がないので、職員室へと向かう。
児童たちの練習用プリントをパソコンとにらめっこしながら作成する。
数分が経過し、最後の問題の作成に取り掛かる。大体最後の問題は応用にしているので今回もそうすることにする。
ふと煌輝くんの顔が頭に浮かぶ。彼は僕の作る練習問題でしばしば満点を採る。今度こそ彼を負かせてやろうといつも思い、難易度を上げたくなるが、他の子たちが解けなければ意味がない。
「何をしているんだ、僕は…。」
気が付けば、頭の中は煌輝くんでいっぱいだった。
何故こんなにもあの子のことが気になるのだろうか。
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