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【影日】初お泊まり 1
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⚠ATTENTION
・素股
・甘め
・挿入無し
日「か、影山っ!ふふふ、風呂ありがと…っ!」
緊張しながら部屋のドアを開けると、ベッドに背を預け月バリを見ている影山が「おー」と短く返事をした。
緊張で近づく事が出来ず、「う"ぅ…」とドア付近で立ち竦み唸っていると、ようやく月バリから顔を上げた影山が日向に声を掛ける。
影「何んなとこで突っ立ってんだボゲ」
いつもと変わらぬ影山の態度に、日向は拍子抜けしてしまう。
すっかり緊張のほぐれた日向は、濡れたオレンジ色のふわふわの髪をタオルでガシガシと拭きながら、影山に近づく。
日「へへっ、影山も風呂行ってこいよ」
殺那。
見下ろす形になっていた影山に突如腕をひかれる。
強い力、という訳ではなかったが不意打ちだったが為にあっさりと日向は影山の膝へ崩れ落ちてしまう。
日「わぁああああっ!!ちょ、影山さん?!ななな、何?!?!」
影山は自分の足の間に日向を座らせ、タオルを取り上げる。
日「うっせぇ。黙ってそっち向いてろ」
口ではぶっきらぼうだが、それが影山の優しさだと気付いた日向はおとなしく影山に髪を拭かれた。
日向本人は気付いていないが、頬を染め口元が緩んでいた。
一方で影山も照れ隠しに口調が荒くなったものの、このふわふわとした感覚に顔が熱いのを自覚していた。
付き合い始めて、1ヶ月とちょっと。
そんな時、明日は体育館整備の為部活は休み。
影山の親は旅行で留守。
こんな好条件が出て、2人で帰路を歩いていた時泊まりの話が持ち上がったのだ。
付き合う前も、何度かお互いの家に泊まりに行っていた。
しかし…、
付き合い始めて初めての泊まり。
日向が緊張するのは無理もなく、影山も例外ではなかったのだ。
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