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☆日常(?)にしおりをはさみました!
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☆日常(?)
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入学式からしばらくたったある日。
弁当を食べていたら、別のクラスの由真が飛びついてきた。
「はーると!」
「テンション高いねぇ…由真は」
「昨日悠也をくったから」
その奥で、同じクラスである悠也が教科書を落としている。
おーおー、真っ赤だぜ。
「結生は、どう? 仲良くできそう?」
「うん。由真に似ていい子だよね」
「え、由真に似てるって何?」
「うえっ!?」
気づくと、後ろから結生に抱きしめられていた。いきなり耳元で囁かれたので、めっちゃびっくりした。
「で、結生の気持ちには応えられそう?」
「今聞く? ここにいるのに!?」
「うん。聞くよ」
「俺も聞きた~い」
「…多分?」
「「「マジで!!」」」
「~~~」
顔が整ったやつ×3に詰め寄られて、少し心地が悪くなる。クラスのヤツすっごい見てきてるから! 離れてくれ!
でも、だって…結生は俺のこと知っても普通にしてくれてるし、顔もかわいいし、一緒にいて楽しいし…
許されれば一緒にいたいよ。
「多分だから! これが恋愛感情なのかはわからないから」
「大丈夫。そのうち俺にメロメロにさせるから!」
「おい、やめろって…ここ教室!」
結生が、頬に口付けてくるものだから、周りが少しざわついた。
「家でだったらいいの?」
「良くないわ!! 」
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