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「やっ……やだ!!イッて、まだイッてるっ…あっ、あっ…やだやだッ!!!」
「うん、ナカすっげぇヒクヒクしてる…っ……まだまだ、平気だろ?」
「無理!!もう無理…イッ、やだやぁ……やあぁっ!」
叫びにも似た嬌声が浴室に響く。
蕾の震えは既に痙攣に変わり、射精を強いられたペニスが赤く腫れていた。
ドライとはまた違う、我慢する必要のない絶頂。吐き出しても終わらない、すぐに次がやってくる快感にウサギが爪を立てる。それが肌に食い込むけれど俺は手を止めない。
痛いのにそれすら忘れそうなほど夢中になる。
限界を超えた先でまた妖艶な姿を見せてくれるお前を知りたい。俺にしか見せない誰も知らない姿を教えてほしい。
ビクン、と今日1番の反応で全身を粟立たせたウサギが大粒の涙を零して弾けた。
「――っひ………アッ、やっだ…やだっ、やあぁぁああッ!!」
精液とは違う何かが俺の手の中に広がる。浴槽の湯と同じ透明な潮は水中でもわかるほど周囲に波紋を残しながら消えていく。
「はっ…は、あぁ……」
ぐったりと力の抜けた身体が落ちて来て、いつもよりも遙かに早い鼓動を感じた。続けての射精に久しぶりのアレまでしてウサギは限界だろう。それを表すかのように、もう憎まれ口どころか睨みつけてもこない。
まさに俺に全てを委ね、身体を預けてくれる。浅い呼吸を繰り返すその身体をもう一度自分に押し付ける。
「ま…待て。嘘、だろ?」
「なにが?」
「何がって……なんで…なんでイッてねぇんだよ?!」
まだ後孔に刺さっている俺のペニスは硬いままだ。
可愛すぎる誘惑に応える為に耐えたソレ。口元を引き攣らせたウサギの目が絶望に染まり、無言で首を振った。
「や…やだ。もうやだ!!」
「こらこら。慧君だけ気持ちよくなってズルいだろ?」
「やだやだ!!やだー!!!」
この「やだ」が「やめて」に変わるのはすぐ。そして「もっと」に変わったのもすぐだった。
たっぷりと溜めたモノを全部出しきり、すっきりした俺はぐったりとしたウサギを抱え洗い場に出る。
後ろに注がれたモノを出すだけの行為にも感じ、ほぼ出ない精子を飛ばしたウサギが「……死んじゃう」と呟いた。
そんな恋人のこめかみにキスを落とし、囁く。
「一緒に住んだら慣れるよ、多分だけどね」
「慣れてたまるか!!!!」
いやだ、やめろと文句を言いながらも「一緒に住むのはやだ」と言わない慧君を抱きながら長い入浴を終えた。
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