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アルはネコ 7
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よろけるようにしてアルをソファに座らせるとミカは彼の服を全て剥ぎ取った。
アルは抵抗もせず裸にされた。
「ミカ、挿れて、もう、イかせて」
半開きの唇から熱い吐息をこぼしながら、アルはミカを見上げた。
「じゃ、宿題の答合わせだ」
今すぐにでも押し倒してしまいたくなるのを抑えて、ミカはそう答えた。
スーパーでミカは正直、慌てたし焦った。
あの色気と周囲からの目は計算外だった。
帰りの車内でもアルを襲いたくなるほどだったが、何とか運転に集中してごまかした。
「アル、どうして君はお仕置きなんかされてるんだろうね?」
アルは首を横に振った。
「わ…かんない…よ」
首輪だけ身につけた裸体は一糸まとわぬ姿より、さらに淫猥だ。
アルのモノはすでに硬く勃ち上がっている。
両足の隙間からはふさふさの尻尾がちらりと見えて倒錯的。
「じゃぁ、おあずけだね」
「やだ、やだ。ちょうだい、ミカ、欲しい」
ぽろぽろと涙をこぼすアルに、ミカはここでお仕置きをおしまいにしようと決めかけて思いとどまった。
「イっていいよ、アル。見ててあげるから、ひとりでしてごらん?」
アルが目を見開いた。
イきたいのは山々だ。
しかし、自分でなんて嫌だ。
たとえ挿入は無しだとしても、ミカの手でイかされるならまだしも自分の手でなんて…。
「どうしたの? イきたいんでしょ?」
アルは唇を噛みながら首を振った。
「なんで?」
「やだ、見せるのなんてヤダ」
当然だ。そもそも人に見せるものではない。
「じゃ、このままだね。エプロンとカチューシャつけといで。一緒に夕食作ろう?」
ミカが意地悪く微笑む。
「ミ…カ、キスはしてくれるの…?」
「いいよ」
アルの横に腰を下ろしてミカは軽くキスをした。
「もっとキスして」
ねだられるままにキスをしてると、アルの右手がそろそろと動き出し、自分の熱の塊を握った。
直接的な刺激にアルの呼吸は一気に乱れる。
「そう、上手だね」
「いや…見ないで…」
「だめ、見せて」
先走りで濡れたそこからは激しい水音が立っている。
アルの目はミカに向いているが、多分焦点は合っていないだろう。
「気持ちいい?」
アルはきゅっと目を閉じ、眉根を寄せて頷いた。
羞恥心は、どうやら捨ててしまったようだ。
「もうイきそう?」
こくこくと何度も頷き、手の動きを速めるアル。
甘ったるい声を上げる口を、ミカは自分の唇で塞いだ。
「イキ顔見せて」
ミカが手の平でアルの先端を撫でた。
途端にのけ反り、声を上げ、アルはミカの手に熱いものを叩きつけた。
「イけたね。可愛いよ、アル」
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