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どうしよう、夢の内容を話したら部長にエッチだと思われちゃうよ!
僕のばかあ!どうして西島部長の名前を呼ぶの!
「ぼ、ぼく、具合悪くなったから、ね、寝ます!」
テンパる碧はそう言ってシーツの中に潜った。
絶対に言えない!
部長とはだ、はだかで……………
いやあ~僕のばかばか!
めちゃくちゃ恥ずかしい!
顔から火が出そうだ。
夢の中の西島は優しく碧に愛撫してきて、碧もその愛撫を受け入れていた。
それを思い出すのだ。
なんで、あんなエッチな夢?
碧は悶え死にそうだった。
そんな照れ隠しな嘘を素直に信じる西島はかなり焦っていた。
「佐藤、どんな具合なんだ?吐きそうか?それとも熱が」
もちろん返事はない。
それが西島をさらに焦らせる。
ど、どうしよう。神林は帰ってしまったし。
熱を計らなきゃ駄目かな?
アタフタしながら体温計を捜す。
あれ?昨日使ってからどうしたっけ?
かなり動揺していると自分でも分かっている。
ああ、もう神林にどうしたら良いか聞こう。
西島は携帯を持って寝室を出る。
シーツの中の碧もまたテンパっていた。
夢の内容は言えない。
だって嫌われちゃう。
部長に嫌われたら……………
それだけで不安になり、泣きそうになる。
僕は………
わかんない。
なんで、嫌われたくないんだろう?
なんで、エッチな夢みたんだろう?
西島に愛撫されて夢の中では嬉しかった。
もっとされたいって、
昼間みた、アダルトみたいな事されたいと思ってしまった。
それを自覚してしまったら、一気に顔が熱くなって、
下の方がジンジンしてきた。
えっ?と思った。
ぼくのおちんちん、何か変………
コソッと下着の上から触ってみた。
熱くて、硬い。
えっ?
ぼく………
凄く恥ずかしくなった。
やっぱり僕はエッチな子だ。
その現象が何を意味するか碧だって知っている。
友達に聞いたし、アダルトの男優のおちんちんがそうだったし、
下着の上から確認しながら、
碧は泣きそうだった。
西島には知られたくない。
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