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好きが止まりません!8
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‥‥‥‥‥どうしたら良いのだろう?
俺は佐藤をどうしたい?
夜遅くまで部屋に居させて、エロいドラマみせたらいくら子供な佐藤でも影響されてしまうよな?
それじゃあまるで謀ったみたいじゃないか?
大人のやり方じゃないよな?
それに、佐藤!
こんな襲って下さいといわんばかりに、タイミング良く寄り添って‥‥‥これが佐々木なら食われているぞ!
そうだ!注意しなければ!
俺は佐々木と違うぜ!
「佐藤‥‥‥あ、あのさ、」
うぅ、何て言えばいい?
言葉がでない。
「佐藤、ほら、俺達まだそんな‥‥‥ね?」
「‥‥‥‥」
碧は返事をしない。
あぁ、大人の対応を待っているのか?
でも、もし‥‥‥‥
もし、‥‥‥‥触れていいなら、
佐藤がいいなら。
俺だって、
男なんだ!ばかたれーっ!
西島は碧の肩をギュッと掴み彼を押し倒そうとした。
が、
あら?
碧は熟睡中。
‥‥‥‥‥‥‥‥!!
ああぁぁ!
俺のばか!ばかばか!
そうだよ佐藤はそんな子じゃない。
少しホッとしまった。
俺が知っている佐藤だ。
俺が好きな‥‥‥‥‥‥‥‥
あれ?
俺、今、なんて言った?
好き?とか?
佐藤を好き?
熟睡中の碧をジッと見つめる。
無防備に眠る碧。
こんな子供を?
あああ!
俺はいつからショタコンになったんだー!
変態じゃないか!佐々木の事言えない。
でも、佐々木には触らせたくない。
今日もムカついた。
触りやがって!佐藤の頭を撫でたり、笑顔にするのは俺だけでいいんだよ!
もう‥‥‥‥‥
くそ!
俺は佐藤が好きだ。
変態でいい!
好きなんだから、仕方ないだろ?
西島は碧の身体を抱き上げると寝室へ運んだ。
ベッドに寝かせ、アタマ撫でる。
「おやすみ」
そう言って部屋を出た。
で、風呂場へ直行。
下半身がギンギン!
あのまま、碧が誘っていたら確実に抱いてた。
頭を冷やそう。
あぁいうのは合意の上でやらなくちゃ。
佐藤は経験ないみたいだから。
経験‥‥‥
そうだよ!佐々木が狙っている。阻止せねば!
◆◆◆◆◆
西島の決心と決意と、芽生えた恋愛感情を知らずに碧はシーツの中、モゾモゾと動く。
「にゃーん」
諭吉がシーツの中、入って来た。
「諭吉‥‥‥寝た振りしちゃった。だって、帰りたくないんだもん」
碧は帰りたくない一身で寝たふりを決行。
見事に成功させた。
「諭吉、僕、部長が好きなの。好きって気付いたらドンドンわがままになって、ずっと、一緒に居たいって思っちゃうんだ。こんな僕、部長は嫌いかな?」
諭吉を抱きしめて恋に悩む碧であった。
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