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悶えながら碧は浴室の掃除をする。
掃除をしながら考えたのは、
「な、なんか新婚さんっぽくない?」
だった。
掃除をする碧をじっと見つめる諭吉に顔を赤らめて言う。
「ほら、新婚さんがいう台詞ってあるじゃない?何だっけ?あ、おかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?だっけ?」
そう、新婚さんみたい。
碧は掃除しながらニヤニヤ。
お風呂にする?の後は何て言うんだっけ?
なんて、暫く考えて思い出す。
それとも私?だ!
うん?どんな意味かな?
また、考え‥‥‥‥結論に達した。
きゃー!エッチな意味だ!
奥さんが旦那さんを誘う言葉だと理解した碧はさらに悶える。
ぼ、僕はなんてエッチなんだ!
ぶ、部長と‥‥‥‥‥
エッチな‥‥‥
部長と、‥‥‥‥‥キスとか、‥‥‥したいかも。
そして、その先も。
佐々木が持ってきたAVを思い出す。
胸がドキドキしてきた。
キュンとも鳴り出す。
「諭吉‥‥‥ぼく、変だよ。おとこの人とキスしたいとか‥‥‥エッチなこと‥‥‥部長に嫌われちゃう」
こんなエッチな自分がバレたら嫌われちゃうかな?
でも、走り出した気持ちは止まらない。
◆◆◆◆◆◆
「あん‥‥‥あっ、」
よがり声が部屋中に響く。
画面を食い入るように見る斉藤と佐々木。
画面には碧に似た女優が喘いでいる。
佐々木の部屋でAV鑑賞中である。
「斉藤くん、いい具合に勃起してるね」
佐々木の手が股間へと置かれた。
「そりゃ勃起するでしょ?エロいの見ているんだから」
「じゃあ、ゲイビ見ても勃起するかな?」
佐々木はニヤリッと笑いデッキの中身をゲイ物に交換すると再生させた。
外国モノで金髪碧眼の美少年が映され、これまた美形の中年男が映る。
「へえ、綺麗な子が出てるんですね」
斉藤は嫌がる事となく画面を見ている。
「だろ?凄いぜ?」
佐々木が言う凄いの意味は中盤になり理解した。
美少年が中年男に監禁され犯されている。
しかも、途中から数人の男達が代わる代わる美少年をおかしているのだ。
「佐々木部長の趣味ですか?」
「純真無垢な美少年を犯すってドキドキするぞ?碧ちゃんみたいな子とかね」
「マジっすか?ウチの会社大丈夫ですか?佐々木さんが部長とか?」
斉藤はいたずらっぽく笑う。
「仕事出来れば性癖は関係ないぞ」
佐々木はそう言うと斉藤をその場に押し倒した。
両手を直ぐに拘束される斉藤。
「気持ちいいことしようか?」
「美少年を犯すの好きですもんね?俺は純真無垢じゃないですよ」
「知ってる。ちょっと、ビッチな斉藤くんだもんね」
佐々木は斉藤を見下ろす。
「男、経験してみたいです」
「さすが斉藤くん。初めては西島じゃなくていいの?」
「数こなして、西島部長を抱きたいですもん」
「いいね。やっぱり君はエロい」
佐々木は微笑むと、斉藤にキスをする。
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