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「えーーっと…ここか…」
スカイツリーの見物を終えてテツヤさん達をうちに送った後、日本にある第2邸へ到着した。
「中井ー。明日から帝光行くけど制服届いてるー?」
「あ、届いていますよ」
中井が制服の入った箱を持ってきた。
「どうぞ」
「さんきゅー」
べリベリと箱を開けて制服を取り出して、着てみる。
「あれ、ちょっとデカイ…」
萌え袖のようになってしまった帝光の指定の青いワイシャツ
「…まくればなんとかないますよ」
そう言ってニコニコしながら俺のワイシャツの袖をまくった。
「…赤司もこんなんかな?」
腕を広げて鏡でその姿を見る。
「あいつは俺より小さいからな」
ふふん、と鼻で笑い制服を脱いだ。
「明日からですか?」
「そ!テツヤさんたちも同じクラスに替えてもらって…って感じかな?」
「なるほど…あ、送り迎えはどう致しましょう?」
「いや、いいよ。歩いて行けるし。それに…」
「黒子さんたちのそばにいたいのですね」
「…そうなんだ…少しでも…そばに…」
言葉に詰まっていると中井が肩に手を置いた
「大丈夫ですよ。佑樹さんが居て、彼らが被害に遭うなんてことないですから」
笑顔でそう言った
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