アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
それは突然に…
-
翌日の学校は、少し騒めいていた。
「あれ、名前なんだっけ、Ωの。」
「あー、木下海斗?」
「そうそう!そいつさ、急に学校辞めたって。」
「え、マジで?なんかあったの?」
「噂だと、うちの男子生徒に手を出したのと、弟の雅くんの破局、あれもそいつのせいらしいよ。」
「マジかよ、さすがはΩだな。じゃあ実質退学処分的な?」
「そうじゃん?まぁ、正直Ωが同じ学校に居たんじゃこっちもストレスあるからさ、辞めてくれて良かったよな。」
「だなー」
そんな噂が広がっていく。
真実が何かなど、誰も気に留めず…
海斗、
俺はおまえを守りたかったよ。
でも、それじゃあダメだったのか?
なぁ、
海斗…
「…海斗…っ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
50 / 201