アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
出会い5
-
あれから、ハンバーグのタネを作って冷蔵庫に保存した
時計は、
もうすぐ18:00をさそうとしている
「あの子…夕方には終わるって言ってたはずなんだけど、遅いな……」
見ず知らずの人で、昨日初めてあって、気づけばお世話になってて…
夕方には帰ると言われたけど、なんかあったのかな…と不安になる
「あ、風呂沸かしとくべき…なのか?」
あー、いやいや!と今呟いた言葉をかき消すように頭をブンブンと振る
仕方なく、俺はソファに座って待つことにした
**
「…おに……おにぃ……お兄さん!」
身体を揺さぶられて目が覚める
目を開けると、そこには朝見た若い男が立っていた
「んっ……今、何時?」
どうやら俺は寝ていた、らしい…
「夜の8時だよ。遅くなってしまってごめんなさい…連絡すれば良かったんだけど、お兄さんの連絡先知らなくて。仕事が長引いちゃって……」
「あ、いや…大丈夫だよ。お仕事お疲れ様。シャワー浴びてくる?お風呂、入れようと思ったんだけど、君がいつ帰ってくるかわからなくて。君がシャワーを浴びている間にハンバーグ焼いとくから」
「わぁ!ありがとう!楽しみにしてる…!」
そう言うと、小走りでシャワーを浴びにリビングを出ていった
「よし、俺もハンバーグ作るか…」
目を擦りながら、再びキッチンに足を踏み入れた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 72