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その声に体が疼く。
さらに体温も熱くなった。
「っ…やめ…ろ…」
「発情期だろう、我慢なんてしなくていい」
「んぁっ!!…なんでわ、かる、」
「なんでって、そりゃあ」
脇腹に手がはいる。申し訳程度に鍛えている脇腹を手はなでていた。
「匂い、だろ」
触れるだけのくすぐったい動きをする手。
「なぁ、ドア閉めろ」
「ふっ…ぅ…い、やだ…」
「閉めろよ」
耳元で囁くように言った。
吐息が三守の耳に触れる。
離れそうにない。
目隠しをされて、腹を手でまさぐられている。それに、体が熱く、動きも鈍くなっているだろう。
三守はおとなしく大きく開いていたドアに手をかけて完全に閉め切った。
逃げ道はもうない。
抵抗する力もない。
未だに二都による三守への目隠しは外されず、そのままだった。
金属音が聞こえた。
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