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先生、先生。
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「先生〜ッ!!!放課後予定あるーーッ??」
「はァ!?お前空気読める!?今俺が先生さそってるとこなのわかんない?」
「先生あんなやつらほっといて俺と遊びましょうよ」
「うるせぇ黙れ、他を当たれ」
柊との約束を残した放課後、いつもなら誰にも邪魔されずにパッパッパッと帰れるハズだが…
まぁ、こうなるよな…
もうわかっていたが、昼休み同様囲まれた。
ただでさえこの後に天然野郎のお守りがあるというのに…二日前までの嫌われまくっていた日々が楽園のようにすら思える。
「先生、先生、聞いてますか??授業でわかんないとこあってそれをーー」
「先生一緒に帰ろーーっ!」
先生、先生、と
複数の声が入り混じってもう何を言ってるのかすら
わからなくなってきた。
一般的な先生なら生徒にこんなに囲まれて、夢見る光景なのだろう…
野郎ばかりだけどな。
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