アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
異世界
-
冷たい風を感じる。
真っ黒な亀裂に入った赤司は衝動的に閉じていた目を再び開ける。
赤「う、海・・・?!」
灰「ちっ・・・やっぱ変なとこから入ってきてやがったな・・・!!」
腕を掴んでる灰崎が盛大に舌打ちをする。
眼下には壮大な海が広がっていた。
現在、その海へ向かって急降下中の一同である。
青「ど、どうすんだよ・・・!!!」
灰「暴れんな・・・!!風魔法(アスファル)!!」
びゅおっと耳元で風が鳴る。
その瞬間から、先に落ちていた火神や黒子、高尾たちが上へ上昇してきた。
高「死ぬかと思ったwwww」
火「風魔法か・・・」
灰「おら!さっさと手ぇ離せ!!」
ゲシ、と青峰の足を蹴る灰崎。
赤司は蹴られる前に退避しておいた。
灰「ま、これは一時的な措置だからな。お前らの下に小さな空気の壁を作っただけだから。」
花「そーゆーこった・・・さっさと移動するぞ。階段作ってやるから。」
花宮が小さな杖状のものを1振りする。
灰崎、火神、高尾はまるで空気の階段でも見ているかのようにそのまま降りていく。
黄「ちょ・・・見えないんスけど?!」
花「いいから黙ってついていけ!ばァか!」
黄「キャイン!!」
黄瀬の飼い主が新たに決まった瞬間であった・・・
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 20