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84〜晴山目線〜
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寝返りを打って、晒された首筋に噛み付いた。
「んっ…………ん……」
一瞬、苦しそうに眉を寄せたが、直ぐに眠りに戻る。
強く、吸って紅い花を付けた。
白いから……綺麗……。
ズレた布団を直そうと、一度、布団を捲ると……
「っ……………………」
長いTシャツがギリギリ太ももにかかり、ちょっとだけパンツが見える。
───半殺し……いや、もう8割ぐらい死んだ…
なんでこんな格好なわけ!?無防備過ぎやしないか!?
俺は思わず顔がほてる。
裕太のその姿を直視してはいけないと思い、両手で顔を隠す。
────ちら……
指の隙間から見える、えろい太ももが『食べて』と誘っているようにしか見えない。
「くっ……」
さっきまでのイライラがもうとっくにムラムラに変わっている。
だが、寝てるコイツに手を出すのは流石に良心が咎められる……。
俺はその太ももを、隠すように、布団をかけた。
「惚れすぎと性欲って────」
考えてみれば、付き合って2日で手を出したことは今迄ない。
こんなに変な気持ちを抱いたこともない。
明らかに今迄の自分じゃない……。
はぁ────────
「俺、好きすぎかよ……」
中学生のガキが恋をするように、必死に思って考えて……
俺はこんなに人に愛を入れてたか────?
深いため息をついて、半分以上残っていた布団を裕太にもかけ、その半分を身体にかけて俺は瞼を閉じた。
明日になって、ちょっと醒めてくれればいいなぁ
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