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耽溺 2
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そう言葉を紡ぐと抜ける寸でのところで腰は止められた。逆に、それがもどかしく凪の欲望を煽る。
斎が言葉にしなくとも表情で圧を掛けられているためそれが一瞬、躊躇ってしまった凪を押した。
意を決したように凪は小さく淡い赤の口唇を開く。
「…めちゃくちゃに……してくれ……」
「聞こえない」
「っ!…俺のこと…っ、めちゃくちゃにしろって言ってんだよ…!」
半ば叫ぶ形で羞恥に耐えながら言葉を言い放った。
それと同時として、中に僅かに入れられたままの斎のものが質量を増して笠が張る。
「っぁ……」
「お前は相変わらず煽るのが得意だな……その素直じゃないところが俺を熱くするってことをまだ理解出来ていないようだが」
「っ!だれが煽ってなんか……!――ひぃっ!」
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